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■産廃夏休み親子体験教室を開催しました!


 本年度で10回目を迎える「産廃夏休み親子体験教室」を8月6日(土)に開催しました。
 「次世代を担う子供達に、環境を保全する心を育成する一助として、産業廃棄物の種類、量、処理の3流れを実際に
見聞してもらい、日常生活と産廃との密接な関連、適正処理による安全性等について、体験を通して理解してもらうこと」を目的としています。
 今回も、環境について学び始める、長野市内の小学4年生を対象として募集を行いました。
 参加人員は16組36人の予定でしたが、急病等で5組が欠席となり11組22人の参加となりました。

 視察企業は昨年同様、排出事業所に信光工業(株)(長野市 主にメッキを行う会社)、中間処理施設に会員会社の(株)みすず工業、最終処分場施設に、同じく会員会社の飯山陸送(株)にお願いをしてご協力いただきました。

 長野市松岡の長野市清掃センター内の「リフレッシュプラザ」に集合をし、開会の後、メッキのビデオを見ました。
 子供達は、初めて聞く「メッキ」というものが、何に使われいるかということに興味津々で見入っていました。
 次に、4班に分かれて、自分たちでメッキを付けてみる実験をしました。
 液体に電流を流すと、銀色だった板が、どんどん泡をはいて金色に変わっていく様子を、不思議そうに見つめ、また色が変わってうれしそうな表情がとても印象的でした。
 そして、そのメッキを行う際の液体が「サンパイ」になっていくという話も、聞きました。
 次は、その「サンパイ」となった液体を、中和処理して、きれいな水と汚泥とに分ける実験をしました。
 「魔法のクスリ」と書いてある液体を、「サンパイ」となった水に加えると、どんどん沈殿物が出来てきて、水の色も変わってくる過程に驚きながらも楽しみながら参加していました。
 今年は人数も少数だったので、子供達が全員実験をすることが出来、楽しそうに実験をしている姿が印象的でした。
   
 魔法のクスリによって、色が変わり、凝固物が出来てきた液体をろ過し、きれいな水へと戻る過程もとても楽しくできました。
 また、ペットボトルの液体に、青い薬を入れると、温度や攪拌状態により色が変わる実験も行い、子ども達も、ペットボトルを振っては喜び、温めては歓声をあげ、楽しい実験ができました。
 各企業さんにも年々、子供達が喜びながら実験できる方法を考えて頂き、頭が下がります。
 リフレッシュプラザでの実験が終わると、それぞれの企業へ実際に見学に行きました。
 信光工業(株)では、たくさんの機械でメッキ作業がされている部屋、メッキがちゃんとされているか電子顕微鏡で確認や研究をする部屋、また廃液を処理する部屋を順番に見せていただきました。
 (株)みすず工業では、普段、町中で見かける、ゴミを収集する車(パッカー車)や、汚泥(汚水)を吸水する車(バキューム車)で実際の作業の様子を見せていただきました。
 また、ここでは天ぷら油(含む)で車が動いているという事に、子供達は大変驚き、また感心をしていました。
 午前中の見学を終了後、長野インターの近くのドライブイン「おぎのや長野店」で昼食をとりました。普段ではめずらしい釜飯を、親子共々楽しみながら食事ができ、ちょっとした旅行気分を味わえました。

 午後は、中野市にある飯山陸送(株)の最終処分場へ行きました。
 そこでは、最終処分場の大切さを会社の方から聞き、また実際に埋め立てた処分場の上に行ってみました。
 平らできれいに整地されていて、まるで廃棄物が埋められているようには見えない場所でした。
 処分場見学の後は、そこから排出される「水」を処理する「水処理施設」へ移動し、水の浄化される過程を見学しました。
 バクテリアによって、水を浄化していると説明を受け、みんな大変驚いていました。
 また、顕微鏡を使って、水処理施設で活躍しているバクテリアを見ることもできました。たくさんの、質問に会社の担当の方も丁寧にお答えいただき、とても勉強になったことと思います。
 最後に水処理施設から排出される水は、透き通っていて、本当にきれいでした。 
 
 一日の日程をすべて終了し、一路長野市へ戻りました。
 真夏本番と言った暑さの中、最後まで熱心に学習している子ども達を見て感心しました。
 子供の頃から、たくさんの環境について学習する子ども達の未来は、環境保全の充実やリサイクルの促進等、住みやすい環境になっていてくれることを願わずにはいられません。
 普段では、見学ができないような場所も見学でき、また産業廃棄物の処理を理解してもらえたことはこの教室の実となるところです。
 子ども達も関心をもって、リサイクルに取り組む時代、大人も見本になって頑張らないといけないですね。